アンサングドクター
院長のひとりごと194
私はテレビドラマが好きで、色々見ます。
コロナの影響で短縮されたけど、春ドラマは面白いセカンドシーズンが目白押しでした。
夏ドラマも面白いものが色々ありますが。
医療ものが仕事柄気になりよく見ます。
今放送されている医療ものは、主人公が医師や看護師を通り抜けて、ついに製薬会社の販売員(MR)と薬剤師になりました。
ここまで来ると、もう後には病院の事務長くらいしか残っていない気がします。
ちなみにうちのクリニックには美人事務長がいますから、そんなドラマをお考えのテレビ関係者には、是非取材に来て頂きたいものです。
主人公は是非松嶋菜々子さんにやってもらいたいです。
MRが主人公のドラマは面白くて毎週見ています。
「あんな可愛いMRさんがうちに来たら直ぐ薬を採用するなあ」
と思いつつ見ています。
悲しいことに、うちに女性のMRさんはこれまで数えるほどしか来たことがありません。
若くて爪の派手なMRさんが、ほんの数ヶ月だけ来たことがありますが、何時も必ず薬卸(MS)が同行してきて、私と若いMRが2人にならないように監視していました。
私はMR達からどんな風に思われているのかが垣間見えた気がして
「こんな扱いは何らかの監視すべき行為をやらかしてからにしてくれ」
と何時も心の中で叫んでいました。
薬剤師が主人公のドラマも面白くて、しかも大変勉強になります。
薬剤師さんは新宮でも女性が多いですが、うちは院外処方なのであまり接する機会はありません。
うちにも時々疑義照会の電話はあります。
私は疑義照会に居丈高になれるような名医ではないので、何時も指摘された疑義に忠実に応えるようにしています。
ただ処方する上で、理不尽な縛りがあることも多く、規則を作ったお役人に心の中で毒づいています。
院外処方薬局にはつい最近、その応対で文句をつけたばかりですが、それは医者としてではなく一利用者として、その対応に対してのクレームです。
この話もいずれ紹介したいと思います。
自粛の毎日ですが、面白いテレビドラマが沢山あるので、私は家時間を大いに満喫しています。