読書とドラマや映画、そしてお酒
院長のひとりごと148
私は一人で外で食事をするときは、大抵本を読みながら食べています。
本を読みながら食事をすることが、とても好きです。
大抵は大好きな経済小説を読んでいます。
本屋に立ち寄ることが好きで、時間があると文庫の新刊の経済小説を探しています。
テレビドラマや映画も好きで、テレビで放送する映画も録画しています。
漫画も好きで4,5種類の雑誌を購読しています。
そんなわけで、家には買った文庫本や漫画雑誌、録画したブルーレイが山積みになっています。
あるだけで満足しているわけではありませんが、人一倍読むの遅い私がこの本を全て読み、録画したブルーレイを全て見ることが果たして出来るのだろうか、と切実に感じています。
90歳を過ぎても“かくしゃく”としておられる瀬戸内寂聴さんのような人生は望むべくもなく、お酒が大好きで体重のリバウンド地獄に悩む私は、人生の終盤を迎えた今、好きな本や映画やドラマにも、捨てる選択が必要になっています。
最近はドラマの録画でダビングするものはごくごく絞って、後は見るなり消してしまい、漫画も面白いものだけ読んで半分は読まずに捨て、文庫本も買ったものを読むまで、よほど気に入らない限りは買わないようにしています。
とはいえ、こんな風に毎日好きなものに結構時間を取ることができる、今の自分の環境には満足しています。
長期の休みが取れないので、海外旅行に行けないのが唯一の心残りですが、それ以外には好きな本、好きな映画、好きなドラマ、好きなお酒に囲まれた今の生活は悪くありません。
一時は体重維持のため、結構ストイックに食事管理もしましたが、やっぱり好きなものを食べたいという欲望に勝てず、患者さんには偉そうに食事管理を指示しながら、自分はリバウンド何するものぞと好物にむしゃぶりつく毎日です。
それでも最小限度の運動を毎日の日課にしたり、皮下脂肪を取るという低周波を発する器具を腰に巻いたり、かなりいじましい行動も毎日欠かさないという、実に中途半端で煩悩にまみれた毎日を送る今日この頃です。
2017年4月20日