独り言

都議会議員のセクハラなヤジ

ヤジ

都議会議員のセクハラなヤジ

院長のひとりごと113

都議会議員の、セクハラのヤジが問題になっていますが、そもそも私は「ヤジは議会の花」と言って憚らない認識が理解できません。
相手の話の最中に勝手に発言するなどという行為は、私がこれまで経験したことのない行為です。
学生時代も、研究者時代も、公務員時代も、そして開業医の現在でもです。
会議の席上、相手の話には内容にかかわらず耳を傾けるのがルールであり、礼儀であると思います。
テレビの討論番組で、相手を遮って声高に話そうとする姿勢は、政治家に共通する見苦しい態度だと常々感じていました。
ヤジという行為自体が不愉快であるのに、さらにセクハラ発言など問題外です。
しかも、問題になってもすぐには謝罪せず、出来ることならやり過ごそうとする卑怯な態度は、もはや責任ある大人とは言い難いものです。
ヤジを飛ばした議員は一人ではなかったそうですから、バッジを付けた卑怯者が、今日も議会を闊歩しているということになります。
謝罪した議員も辞職せず「議会の正常化のために働きたい。」とコメントしていましたが、「ヤジを飛ばす無礼者で、セクハラをする恥知らずで、謝罪を躊躇する卑怯者であるあなたがいること自体が、議会の正常化の一番の障害ですよ。」と教えてあげたい気持ちです。
セクハラの概念は、私も正直正確には理解できていません。
アメリカでは「きれいだね。」と女性の容姿を褒めても、容姿を評価する行為そのものがセクハラだとして、この様な発言もセクハラとされると聞きました。
私は島根医科大学時代以降、女性と仕事をする機会が増え、現在はクリニックの大半のスタッフは女性ですから、それなりには神経を使っているつもりです。
とはいえ、お世辞にも聖人君子とは言い難いなまぐさな、一般的中年、いや初老のおっさんですから、頭の中にはそれを口にしただけで手が後ろに回るような妄想が、日々駆けめぐっており、気を許したスタッフとの飲み会の席では、その妄想が生み出す、とてもここに記載することが出来ないような言葉を、スタッフに浴びせるのが常のスケベ親父です。

2014年7月18日