小言爺
院長のひとりごと198
私も65歳の誕生日を迎え、晴れて前期高齢者の仲間入りをしました。
れっきとした爺となったわけです。
外見的にはとうの昔から爺ですが。
最近小言が止まりません。
先日、病院で院外処方をしてもらった薬を市内の薬局に受け取りに行った際も、小言というより怒りを爆発させてしまいました。
かなり沢山の種類の薬を処方してもらうので、院内で処方してもらう時でも30分以上かかります。
それで処方箋を薬局にファックスしてもらい、翌日に受け取りに行きました。
それも薬局から、処方箋を受け取ったが薬は何時取りに来るかと問い合わせがあったので、準備が出来ていることを電話で確認した上で薬局が指定した時間に間に合わせるため急いで行きました。
ところが薬局に行ってみると薬剤師達が3人がかりで薬を準備している最中でした。
それでも15分くらいはじっと待っていたのですが、後から入ってきた患者さんがすんなり薬をもらって帰っていく姿を見て爆発してしまいました。
「準備が出来ているから取りに来い。しかも○○時まで。とまで言っておきながらまだ準備が出来ていないのはどういう訳だ。」と怒鳴っていました。
向こうは平身低頭していましたが、渡された薬は案の定間違った調剤になっていました。
今日新宮駅に列車の切符を買いに行った折り、駅の構内を歩きたばこしている人がいました。
私は煙の煙たさに閉口しながら辛抱していたのですが、駅員がその人と切符のことで何かやりとりをした後、その人がたばこを手に持ったまま出て行ったので「構内は禁煙ではないのですか。」とその職員に聞いてみました。
するとその職員は「そうです。」とはっきり答えたので思わず「今の人たばこを吸ってましたよ。」と言うと慌てて駅の外に出てその人を探しましたがもういないので何事も無かったように戻ってきました。
私は思わず「煙の匂いが分かりませんでした?手にたばこを持っているのに気づきませんでした?」と質問しましたが、「もうしわけありません。」の一言も無く駅の事務所に戻っていきました。
不本意ながら小言爺はまだまだ続きそうです。