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昭和世代

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院長のひとりごと208

先日幼稚園来の親友と会った時、「もういい年だから何時までも車を運転するのはどうかと思っている。だから最後に自分の乗りたい車を買いたい。でも息子が今の車でいいやろと言うんや。」と愚痴ってました。
自分の好きな車に乗りたいという彼の気持ちは、彼ほど車に対する愛着が強くない私にもよく分かる心情です。
同級生で未だに会う度にフェラーリやらポルシェやらに乗り換えて車を楽しんでいるのがいます。
家計は大丈夫か、と余計な心配をしたりしつつも、心のどこかにうらやましさもあります。
私たちの世代は車に対する憧れの強かった世代です。
日産のスカイラインが全盛だった時代です。
学生時代は友人たちは車の話で盛り上がっていました。
私はさほど車に詳しくなかったので、そんな時はいつも蚊帳の外でした。
それでも大学に入ると直ぐに運転免許を取り、アルバイトで貯めたお金で中古のシビックを買って乗っていました。
初めて運転した時の気持ちは忘れられません。
こんな気持ちを有頂天というのでしょう。
私の学生時代はドライブというのがデートの定番でもありました。
今の若者は車に対する関心が低いと聞いて、ずいぶん世の中が変わったなと思います。
バブルを知らない世代のせいでしょうか。
今私が乗っている車は、安くて丈夫で長距離運転にそこそこ耐えられるという観点から買ったものです。
このメーカーの車は、同じクラスの他のメーカーに比べ断然安いので決めました。
でもスタイルはいまいちです。
だから家内は気に入っていません。
私も乗っていてすぐ飽きてくるので、車検までの3年間乗り続けるのが精一杯です。
スタイルや色からいえば、外車の方が圧倒的に優れていると思います。
でも高いし維持費もかかります。
田舎だと特に大変です。
国産車でもマツダの車はスタイルや色はとてもセンスがいいと思います。
私も次に車を変える時は、思い切って好きな車にしてみようかとも思っています。
今の時代ですから、最低でもハイブリッドにする必要はありますが、スタイルや性能にこだわって少し贅沢してみたいと思っています。