院長のひとりごと215
新型コロナウィルス感染は、もう風邪ウィルス感染と同じになったと思います。
感染力は強いけれど毒性は低く、仮に感染しても大抵は軽微な症状で治まります。
にもかかわらず、まだ厳重な注意を喚起するのはいささか行き過ぎではないかと危惧しています。
そのために通常の活動が著しく制限されていることが多々見られます。
電車が空いているのはありがたいですが。
最近また感染者数が増加したとしきりに報道されていますが、もし感染者が殆ど軽微な症状で回復しているとしたら報道する意味があるのでしょうか。
風邪を引いている人の数が増えているかどうかそんなに問題でしょうか。
うがった見方かもしれませんが、感染者数を報道しているのはコロナワクチンが余っているため、接種を促したくて報道している気がします。
そんなことを思っている私の所へ第4回のワクチン接種に関する書類が届きました。
3回目のワクチン接種までは医療関係者でもあるし疑いなく接種してきました。
でも4回目の接種に関しては、一個人としてはワクチン接種に消極的です。
必要性をあまり感じていません。
ただ医療関係者としては、立場上接種すべきなのかという気持ちも多少あります。
年齢的には高リスク群ですから、もし同年齢の患者さんにワクチン接種すべきかどうか尋ねられたら場合によっては勧めるでしょうから。
若い世代にとっては、新型コロナ感染はもう特別な意味が無くなっているかもしれませんが、高リスク群の人にとっては悩ましい限りです。
おそらく国はいつになっても「もう大丈夫。」と断言することはない気がします。
これからは自己責任でコロナ感染症には対応していくしかないと思います。
だから国にはせめて自由な選択を出来るように、過剰な制約をかけないでいてほしいものです。
うちのクリニックでは夏からの行事をコロナ前のように実行していくことにしました。
まさに自己責任でコロナ前の生活を取り戻していきたいと思っています。
そしてその結果に関しても、全力で対応していく覚悟です。