心に余裕を
院長のひとりごと142
今年の新宮も暑い夏を迎えました。
リビングのエアコンは出雲にいた頃に購入したもので、16年が経過しました。
最近勝手にサーモスタットが作動して、冷風がしょっちゅうとぎれるようになりました。
私は暑さに弱いので、あれこれ苦労して体を冷やしながら食事を取ってますが、やっぱり暑さが辛抱できず、ゆっくり食事が出来ない状態となりました。
量販電気店で相談すると、部品が無いから修理不能と引導を渡されました。
これは想定内の返答でした。
そんなわけでついに決心してエアコンを買い換えました。
最近は高性能のエアコンが色々出来てきて、以前の機能レベルのものなら以前より安価に購入できると期待していたのですが、少し違っていました。
確かに安価な製品は色々ありましたが、
省エネの、電気代が安く住むエコ製品はそこそこの価格でした。
結局16年前に奮発したのと、ほぼ同額で新しいエコタイプのエアコンを購入することになりました。
往々にしてあることですが、買い換えた直後から暑さが和らいだ日が続きました。
ただ、面白いなと思ったのですが、前のエアコンと同じ設定にしたら効き過ぎの感が強いので、かなり弱めて使っています。
その結果、食事の終わりには以前の様に結構汗ばむこともあるのですが、不思議にそれが以前のように、苦痛にはならないのです。
その気になれば、もっとエアコンを効かすことが出来ると思うと、暑さに大して余裕を持って対処できるようになりました。
心に余裕を持ちなさいとよく言いますが、なるほど心に余裕を持つことは大切だなと、こんなところで実感した次第です。
「心頭滅却すれば火もまた涼し」は言い過ぎでしょうが。
何事も心の持ちようで変わると言うことでしょうか。
車の運転でも結構長距離を運転することが多いのですが、到着時間に余裕があるときはスピードを出すことも無いのに、すごく早く着く感じがします。
急いでも、そんなに所要時間が変わらないことの証かもしれません。
そんなわけで、今は毎日快適な空調の中で大好きな焼酎を毎晩楽しんでいます。
2016年8月17日