ハラスメント
院長のひとりごと167
テレビで女性タレントが「大好きな人にされるとうれしいことを大嫌いな人にされることがセクハラです。」
と言っていました。
実にわかりやすいセクハラの説明です。
だから福山雅治は、何をやってもセクハラにならないんだとも納得できました。
中年のおじさんがインスタグラムで、たわいもない写真を披露しても、若い女性から嫌悪されると聞きました。
同じ写真を若いイケメンが載せたら「いいね」が殺到するのでしょう。
今の時代は私のようなおじさんにはとても住みにくい世の中です。
女性の嫌悪の対象にならないように、密やかに暮らしていかなければなりません。
私の職場は8割方女性スタッフですから、それくらいの心構えでいて丁度いいと言えます。
仕事柄清潔には気をつけているつもりですが、しばしば家内に色々指摘されるので油断できません。
セクハラ同様に気をつけないといけないと思っているのはパワハラです。
私にその気がなくてもスタッフが所謂忖度をして、色々と気遣ってくれることがありますから、うかつなことを言わないように心がけています。
私はできるだけスタッフと同じ目線で仕事をしようと心がけています。
そうすることで、スタッフへのパワハラが防げるのではと思っています。
考えてみればこんなことは、ごく当たり前のことであり、それをことさらに大げさに大変そうに考えること自体が、すでに自分が特別だと思い上がっているのかもしれません。
初心忘るべからずです。
年をとるほどに、謙虚になることに努力しなければいけないのでしょう。
セクハラを意識はしていますが、年をとるにつれ昔はさほど思わなかったものにも魅力を感じてしまうことがあります。
女性のすらりと伸びた足や艶やかな髪や腕の張りのある皮膚など、スタッフと色々と話をしている時、知らず知らずそんなところに目が行ってしまう自分がいます。
マスク越しに見るスタッフの瞳がなんてきれいなんだろうと思ったりもます。
私のひ弱なモラルが私の逞しいスケベ心を、いつまで抑えてくれるか甚だ心許ない限りです。