病気のこと

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院長のひとりごと123

4月に入り、今年は桜も早く春ムード全開です。
「桜は盛りを見るものかは。」といいますが、やはり満開の桜を眺めるのは楽しいものです。
4月を迎え、うちのクリニックもようやく欠員が全て埋まりました。
懸案だった看護師の補充が、思いの外早く解決しました。
最後に決まった看護師は21歳です。
私とは親子というより爺と孫の関係です。
そう考えると、職場というのはこんな大きなジェネレーションギャップがありながら、平然と成り立つ不思議な場所だなと改めて感じました。

今年は新にon-line HDFを導入し、透析サービスをさらに進化させていきたいと思っています。
将来的には、敬遠していた全自動のコンソールを導入して、スタッフの負荷を軽減しつつ、さらにi-HDFの導入も視野に入れていこうかと考えています。
今のクリニックを新築した折の、ローンが順調に返済できている今のうちに、さらに医療サービスを充実させ、地域一番クリニックを目指そうと密かに思っています。

現在ヤンキースで活躍している田中投手がプロに入るとき、同期で夏の甲子園決勝で対戦して敗れたハンカチ王子こと斉藤投手が、早稲田に入学が決まったことを聞いて「彼が大学卒業後プロになるまでのこの4年間で追いつけないところに行ってやります。」と語っていました。
なんてかっこいいやつだと私は感じました。
彼のこの負けず嫌いな性格が、彼を本当に追いつけないところにまで運んでいったのでしょう。
私も彼を見習い、常に先を見据えて精進したいと思います。

天才といわれた長嶋茂雄さんが、才能だけで野球をやっていたのではないことを、彼のリハビリの様子をテレビで観て知りました。
あのお年で、あんな過酷なリハビリをされている人を見たことがありません。
華麗な彼の現役時代のプレーは、信じられない練習のたまものだと確信しました。
人が驚くような結果を遺すには。人知れず地道な努力が必要であることをこの年になり、改めて思い知らされる今日この頃です。
若いスタッフたちとも心を通わせて、クリニックをレベルアップしたいと思います。

2015年4月10日