2022年
院長のひとりごと210
新年を迎えました。
今年の抱負と呼べるものは残念ながらありません。
昨年からのクリニックでの仕事、毎日の生活を淡々と続けているのが現状です。
ずっと私たちの生活をむしばんできたコロナとの関わり方も、今年は変わってくるかもしれないと思っています。
オミクロン株は感染力が強く毒性は弱い傾向を感じます。
猛威を振るったコロナウィルスもインフルエンザ並になってきたのではないでしょうか。
ワクチン、治療薬もかなりのスピードで開発されてきています。
コロナの脅威が和らいできたとき考えるべきことは、私たちの生活ではないかと思います。
とくに人との関わり方を考えるべきではないでしょうか。
コロナの感染リスクから普及した、リモートによる仕事の仕方はコロナ後にも残っていくのではないでしょうか。
効率を考えた時、以前のように一カ所に集まって行った会議の多くは無駄であった、という見直しが出て来ても不思議ではないと思います。
緊急事態宣言も解けた今は、飲食店で親しい人が集まり以前のように楽しんでいます。
これは大変喜ばしいことです。
コロナ前にあった宴会はまだそんなに復活していませんが、これを機に宴会というものも見直される気がします。
もともと若いひとたちからは会社の忘年会はパスしたい行事とされてきました。
せっかくコロナで無くなったのだから復活させて欲しくないという流れが出来ても不思議ではありません。
うちのクリニックでも私が宴会が好きなので花見、納涼バーベキュー、忘年会、新年会と頻繁に宴会を行ってきましたが、今は全て中止の状態です。
宴会の出席率は非常に高かったのですがそれが、すなわちスタッフも宴会を歓迎していることの証左とは考えるべきではないでしょう。
私への忖度と考えた方がいいでしょう。
患者さんや介護士さん向けの行事はなるべく早く復活させたいと念じていますが、クリニックの飲み会はこのまま全て亡き者とされてしまう可能性もあります。
それもやむなし。
スタッフの気持ちを真摯に受け止めていく覚悟をしております。