サッカーワールドカップ 2010
院長のひとりごと64
ワールドカップは、スペインの優勝で幕を閉じましたが、日本も大健闘をしてとても盛り上がったと思います。
本田選手は、私の故郷石川県の高校出身ですし、駒野選手は今住んでいる和歌山県出身の選手で、何か身近に感じました。
ちなみに有名人に関して、ちょっとした共通点(同じ県出身とか)で全く会ったこともないのに、親友か親戚みたいに感じるのが和歌山流です。
大会前には、スペインが強いかなと思っていましたが、大会が始まってからはブラジルとアルゼンチンの決勝になるかな、と感じていました。
日本は一次リーグ全敗かなと諦めていましたが、素晴らしいゲームで2勝を上げました。
どちらのゲームも素晴らしい内容でした。
パラグアイとの試合も、本当に見応えのあるゲームでした。
日本は4ゲームでなんと2失点で大会を去ったのですから、これは賞賛に値すると思います。
PKのドラマは、何ともいいがたいものがありますが、はっきりしていることは、駒野選手は次は決めればいいということだと思います。
見ていて楽しいチームは、なんといってもアルゼンチンでした。
マラドーナ監督は絵になります。
ゲーム中の喜怒哀楽ぶり、戦術で勝つというより、うまい選手がいる方が勝つんだ、と言わんばかりの試合ぶりは本当に面白かったです。
ドイツの組織力の前に玉砕しましたが、次回もこのスタイルを貫いて勝ってほしいと思います。
プロのゲームは、見ていて楽しいことも大事だと思います。
ドイツやオランダの試合は力強さを感じますが、南米のチームのようなわくわく感に乏しい気がしました。
その点スペインは、ヨーロッパチームの中ではダントツでわくわくするゲームをしていました。
華麗なパス回しは、かつてのブラジルを彷彿とさせました。
固い守備で、最少得点で勝つスタイルはイタリアのようですが、リズム良くパスが回るので、見ていて飽きませんでした。
決勝戦は延長戦にもつれ込んだにもかかわらず、あっという間に時間が過ぎました。
究極の、わくわくする120分を味わわせてくれた両チームに心から感謝です。
2010年9月20日